09月 22日
<本日の豆知識>
―ブドウ品種の個性を知る―
ワインは「ブドウそのもの」から作られるお酒なので、ぶどう品種の違いによって味わいが驚くほど変わって
きます。
代表的なぶどう品種をご紹介しますので、「美味しいワイン!」と思った時にブドウ品種を覚えておけば、次に
飲むときも好みのワインに出会えるかもしれませんね♪
前回は白ワインの代表的なブドウ品種についてご紹介しましたので今回は赤ワインの代表的ブドウ品種について
ご紹介します♪
1)カベルネ・ソーヴィニヨン
フランスのボルドー原産。
皮が厚く、タンニンが豊富で長熟で男性的なワインができます。
近年チリやオーストラリアやカリフォルニアなどさまざまな地域で栽培されており、価格も安く人気です。
いわゆるフルボディの重いワインがお好きな人に♪
2)メルロー
同じくフランスのボルドー原産のブドウですが、カベルネ・ソーヴィニヨンに比べるとタンニンは少なめ、
フルーティーで柔らかいワインになります。
ボルドー右岸(サンテミリオンやポムロール)ではこのメルローの割合が高くなっています(特にポムロール)。
ボルドーワインでもタンニン(渋み)が苦手な人はポムロール産のワインを選ぶといいでしょう♪
3)ピノ・ノワール
フランスのブルゴーニュ原産。高級赤ワイン用品種としてカベルネ・ソーヴィニヨンと対極にある品種。
デリケートで栽培が難しいと言われるブドウです。木苺やラズベリーのような赤系ベリーの香りときれいな酸が
魅力的です。
熟成するととんでもない官能的なワインになります。
華やかな香りとフルーティーで女性的なワインがお好きな人に♪
4)シラー/シラーズ
フランスのローヌ地方原産。
コート・ロティやエルミタージュ地区の主要品種です。
またオーストラリアではシラーズと呼ばれ人気の品種です。
濃厚でタンニンも豊富でスパイスのニュアンスを持つパワフルなワインです。
ジビエ料理に合うワインとしても有名です。
09月 12日
<本日の豆知識>
―ブドウ品種の個性を知る―
ワインは「ぶどうそのもの」から作られるお酒なので、ぶどう品種の違いによって、味わいが驚くほど変わってきます。
代表的なぶどう品種をご紹介しますので、「美味しいワイン!」って思った時にブドウ品種を覚えておけば、次に飲むときも好みのワインに出会えるかもしれませんね♪
今回は白ワインの代表的なブドウ品種についてご紹介します。
1)シャルドネ
フランスのブルゴーニュ地方をはじめ、カリフォルニア、チリ、オーストラリア、ニュージーランドなど様々な地域で成功を収めている最もポピュラーな白ブドウ品種。
シャルドネ種自体に強烈な個性はないのが特徴で、栽培地域・醸造方法によって様々なスタイルが生まれます。
上級品はオーク樽で発酵・熟成される事が多く、バニラやスモークのような複雑な香と味わいになります。
全体的にバランスのとれた味わいになり、ウマ安から最高級のモンラッシェまで多様なワインができます。
2)ソーヴィニヨン・ブラン
ボルドー、ロワール地方、ニュージーランドなどで多く栽培されています。
青りんごや柑橘系の果実の香りと草原のような爽やかさを感じる独特のアロマと生き生きした酸味が特徴です。
フレッシュ&フルーティな飲みやすいタイプになり、ワインを飲み慣れない人にもお勧めです。
上級品は樽発酵・樽熟成される事があります。
3)リースリング
ドイツのラインガウ地方、モーゼル地方、また、フランスのアルザス地方で多く栽培されています。また、近年オーストラリアやニュージーランドなどのニューワールドでも栽培されています。
最も高貴な品種と呼ばれ、上品な酸と熟したはちみつレモンのような果実味、ミネラル分にあふれるワインになり、ブドウの成熟度によって辛口からやや甘口、貴腐による極甘口まで、多彩なスタイルになります。
自分の好みがわかるとワイン選びもいっそう楽しくなりますね♪
08月 21日
【ワインの豆知識】
何かとスパークリングワインを飲む機会が多いこの季節、ボトルの開け方について正しい知識があるといろんな
シーンで便利です!
ということで正しい開け方についてー。
栓を開ける時に誰もいない方へ向けて「ポンッ!」と景気よく開けることもありますが、ソムリエのマナーとして
はこれはNG。
本来はボトル内に溜まっていたガスが抜けて多少吹きこぼれたとしても、静かにスマートに開けたいものですね。
1.栓にかかっている針金を外すときは栓を抑えながら外す。
2.タオルやナプキンを栓にかぶせて飛ばないようにする。(吹きこぼれのためにも)
3.ボトルを立てたまま栓を握って、ボトルを回す。(栓を回すと、手を離す瞬間ができてしまい危険)
4.ある程度栓が上がってきたら、少し傾けてゆっくり栓を斜めにしてガスを逃がす。
08月 12日
<本日の豆知識>
―ヴィンテージについて−
ワインの原料であるブドウが収穫された年をヴィンテージ(vintage)といいます。
ブドウの出来の良い年をグレート・ヴィンテージ、年数のたった古い年をオールド・ヴィンテージ、現行年より
前の年をバック・ヴィンテージなどと呼びますが、ヴィンテージは特定の収穫年を指し、出来の良い年のワイン
にも使われるようになり、ヴィンテージ・ワインと呼ばれています。
ちなみに、ブドウの出来の良い年、つまり当たり年は、当然産地によってそれぞれ違います。
また、当たり年以外の年は良くないのかというと、そうではありません。
造り手は、その年に収穫されたぶどうの個性をワインに反映させ、その年の特徴を豊かに表現しています。
つまり各ヴィンテージによって同じ産地のワインでもそれぞれ個性をもっているということです。
良い年は長期熟成する可能性がある事は間違いないですが、言いかえるとあまり良い年と言われていない年の
ワインは早くに熟成のピークがくる、つまり早くから美味しく飲む事が出来るんです。
そういう意味でヴィンテージとは、良いと言われる年もそうでない年も飲むタイミングによってそれぞれの個性を
楽しめるのですね♪
07月 24日
<本日の豆知識>
スパークリングワインの甘辛表示
ボトルのラベルに表示されている甘辛表示についてー。
極辛口 Extra Brut
辛口 Brut
やや辛口 Extra Sec
やや甘口 Sec
甘口 Demi‐Sec
極甘口 Deux
などど表示されています。(各国により表示の仕方が多少異なります。)
ワインショップなどでは多数のボトルが並んでいますが、辛口がお好きな方はExtra BrutやBrut(Dry)を選べば
間違い有りません。