05月 16日
先日、フランスに行って気づいたことを少々。
ご存知の方も多いかと思いますがヨーロッパって日本の夏と違って太陽の出てる時間(日照時間)がぜんぜん長いんですよね。
サマータイムって言って夏場は時差を調整されたりしますが。
5月上旬で朝5時過ぎに明るくなり始め9時半頃まで明るかったです。(日本は7時前くらいに日没)
聞いて知っていても実際体験すると違和感を感じるくらい陽が長かったです。
ブドウの成熟もあれだけ日照時間が違うとイメージしているより感じ方が変わってしまいました。
夜まで明るいとそりゃサッカーもうまくなりますよね。。。。
03月 02日
こんな記事がネットのニュースで取り上げられていました。
[ワシントン 28日 ロイター]
少量のワインは寿命を数年伸ばすようだ。オランダの研究者が28日、調査結果を明らかにした。
研究チームが、同国ズトフェンに在住の1900─1920年生まれの男性1373人を対象に調査を行った。
同調査では、1960年から2000年までの40年間、合計7回にわたって、対象者のアルコール摂取状況を調査。さらに喫煙の習慣や体重、心臓発作や脳卒中、それに糖尿病やがんの有病率も調査を行った。
調査結果によると、少量のアルコール(グラスにして1日1杯まで)を摂取した場合、心疾患による死亡率および病死率の両方の低さで相関関係が認められた。
このうち、アルコールの種類別では、蒸留酒やビールよりもワインの方に高い延命効果が確認された。飲酒量別では、1日当たりグラス半分のワインを摂取すると最も死亡率が低かった。
また、ワインを摂取していた対象者らは、アルコールを飲まなかった対象者らと比べて平均寿命が3.8年長かったという。
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少量のワインは寿命を延ばすとの研究結果。
“少量”ですよ。あくまでも・・・。
02月 19日
赤ワインって、グラスの底が見えないほど濃くて紫がかった赤も あれば、ロゼワインと見間違えそうなくらい薄い赤もありますよね。味を想像する手がかりはワインの色です。
赤い色は、ぶどうの果皮の色です。巨峰やピオーネなど、皮の黒いぶどうを思い浮かべると分かりますよね。ぶどうの実をつぶしてしばらく置いておくと、皮の色がだんだんと溶け出して、薄い紫色から赤い色へと変化していきます。ワインの場合は、醸造の効果でもっと色が濃くなっていくのです。ぶどうの皮が厚ければ、たっぷりと濃い色が出ますし、皮が薄ければ淡い色になります。
ぶどうの皮の色素には渋味の成分が含まれています。と言うことは、色が濃いほど渋味が強くなります。実はこの渋味成分、話題になったポリフェノールです。動脈硬化や心臓病を防ぐ「奇跡の成分」ということで、赤ワインブームを巻き起こしましたね。
ということは、色の濃い赤ワインは「渋そうだけど、身体にはよさそう」、色の薄いものは、渋味が少なく「あっさりしてそうだから、和食や食事の邪魔にならない飲みやすいワインかな」と思ってください。
01月 26日
1人当たりの年間ワイン消費量一位は??
フランスでもイタリアでもありません。
(ワイン生産量1位フランス、2位イタリア)
なんと日本の国土面積の150分の1の小さな小さな国・ルクセンブルグなのです。
1人当たりの年間消費量は55.8リットル。
これは日本の約22.3倍に当たります。
ルクセンブルグの人々は毎日ワインを浴びるほど・・・?
というわけではなく、ワインの税金が安いため週末に隣国のドイツやフランスからドライブがてらワインをドッサリ買いに来るから、だそうです。
実際消費しているのは外国の人々、というわけなのです。
なるほど納得ですね。
ちなみに消費量第2位はフランス、3位はポルトガル、4位はイタリア、5位はスイスという統計になっています。(2003年現在)
11月 16日
いよいよ今日は、ボージョレ・ヌーヴォーの解禁日ですね。
解禁日は11月の第3木曜日と定められており、日本は時差の関係でフランスよりも早く飲むことが出来ます。
最近日本でも定着してきましたが、このボージョレ・ヌーヴォーとは、フランスのブルゴーニュ地方のボージョレ地区で造られる新酒のことです。葡萄を収穫してから約1ヶ月でワインとして出荷されます。
ボージョレ・ヌーヴォーは、ワイン初心者の方でも飲みやすくフルーティでフレッシュな味わいとなっておりますので、是非飲まれてみてはいかがですか?
また、ボージョレ・ヴィラージュ(ボージョレ地区の中の北部38の村から収穫された葡萄だけで造られたヌーヴォーです。ボージョレ・ヌーヴォーより深みのある味わいで、1ランク上のワインです。)も、また違った味わいなので是非お試し下さい。